ハつ割り花菱と銀杏に三つ巴紋
伊勢神宮を象徴する装飾の一つ「唐花菱」の有職文様と、天祖神社の特徴でもある銀杏の葉をそれぞれに八つあしらい、中心には御社の「左三つ巴」を配置した意匠となります。このハつは、境内に鎮座するハ末社が、本殿(三つ巴)
を囲んで見守るという意味も込められています。
そして全体の基本形状である「正円」は、祭神である”天照大御神=太陽神”として、またその依り代となる”御鏡も表しています。また円は遙かなる宇宙の源を表し、原初のカタチとして万人に理解され、愛される形状でもありす。
色味として、銀杏の葉の色<緑は春夏、秋は紅葉の黄>で構成すると共に、常若のイメージも表しています。